名対局
田中 魁秀 九段 がふりかえる名対局
羽生さんと森内さんの対局で幾多の名局が生まれていますが、第71期名人戦の第3局が印象に残っています。 腰掛銀の将棋で羽生さんの鋭い攻めと森内さんの重厚な受け。 昔の将棋界の事を思うと今の将棋界の発展は嬉...
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桜井 昇 九段 がふりかえる名対局
A級順位戦で加藤一二三八段が勝ち上ってきた。 当時20才の挑戦者として人気が上ってきて、世の中の将棋人気は素晴らしい ものとなってきた。私は三段で加藤さんの強さを思い知らされた。 第1局で、加藤八段が快...
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淡路 仁茂 九段 がふりかえる名対局
米長棋聖が二連勝と幸先良い出だしであったがタイトルを二回獲得した実力者の 内藤八段が第三局、第四局と連勝して最終局を迎えた。 師匠が亡くなって以後、兄弟子の内藤八段にはひとかたならぬお世話になって い...
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佐藤 義則 九段 がふりかえる名対局
羽生九段がタイトル100まで、後ひとつになってから足踏みしている。 72期王将戦の挑戦者決定リーグ戦で4連勝しており、この永瀬王座との対局に勝てば挑戦は目の前である。 先手の永瀬王座が優勢かと思われた終盤...
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佐藤 康光 九段 がふりかえる名対局
今でもはっきりと覚えている局面がある。 1986年。当時はネットも中継もない時代。 高校1年、奨励会二段の私は普段は学校が終わると徒歩5,6分の将棋会館に行き、練習将棋を指したり棋譜を並べ皆で意見を...
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鈴木 大介 九段 がふりかえる名対局
第34期名人戦第7局 中原名人対大内八段 私の中で名対局といえば、▲71角でも有名な中原―大内戦 名人をほぼ手中に収めていたにも関わらずその手からこぼれ落ちた痛恨の手順前後。 大内師匠からは「指した途端に...
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井上 慶太 九段 がふりかえる名対局
これまで数多くのタイトル戦に立ち合わせていただいているが、その中で最も印象に残っている対局が2017年12月5日に決着した第30期竜王戦7番勝負第5局、渡辺竜王対羽生挑戦者の一戦である。 多くの報道...
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森下 卓 九段 がふりかえる名対局
昭和53年(1978年)3月の末、北九州の門司で名人戦が行われた。 中原名人VS森八段の伝説の名人戦の第二局で、観戦の抽選には外れたのだが、立会人を務められた勝浦先生が「子供は見なさい」と言って下さり...
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脇 謙二 九段 がふりかえる名対局
第41期名人戦第6局加藤名人一二三名人対谷川浩司八段 谷川浩司十七世名人のタイトル戦デビューは衝撃的だった。いきなり名人戦大舞台で3連勝の快進撃。その後加藤名人の意地の反撃に遭い連敗。3勝2敗となり...
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青野 照市 九段 がふりかえる名対局
木村義雄14世名人と、塚田正夫名誉十段に直接会った棋士は、私より少し後輩が最後で、今ではほんのわずかと思う。 それでも塚田は1977年(63歳)まで現役を続けたから、私は1局指している。 この写真は...