棋士・女流棋士がふりかえる100年

田中 魁秀 九段 がふりかえる名対局

羽生善治-森内俊之

※写真は第71期名人戦 第2局の写真です


田中 魁秀

九段

羽生さんと森内さんの対局で幾多の名局が生まれていますが、第71期名人戦の第3局が印象に残っています。
腰掛銀の将棋で羽生さんの鋭い攻めと森内さんの重厚な受け。
昔の将棋界の事を思うと今の将棋界の発展は嬉しいかぎりですが、福島の会館が消えていくのは私にとって淋しいかぎりです。
たった一度の人生ですが、将棋と出会えたのは幸運でした。感謝しております。