思い出の棋具
私が将棋に興味を持った時から、加古川の囲碁将棋倶楽部で売っていた駒が欲しくなった。当時の金額で1万五千円。中学生には決して安くない代物だったが、お年玉を貯めて買い求めた。そこには作者と書体名が書い...
思い出の棋具
盛上駒は歩月作の水無瀬書。彫埋駒は一平作の巻菱湖書。 いずれもお祝いでファンの方にいただいたもので、棋譜並べには彫埋駒、詰将棋には盛上駒を使うことが多いです。 普段から使っているだけに、水無瀬書と巻...
思い出の棋具
いま愛用している駒は、竹風作の彫り駒で、書体は水無瀬。 原稿の下調べや詰将棋を作るときに使っている。 他の作者の中では、彫り駒師の駒権。書体は錦旗、巻菱湖など。
思い出の棋具
将棋盤 将棋教室を始めて今年の5月で33年が経ちます。 教室指導用の十数面の脚付き盤の中から10年位前に購入した一番新しい国内産の榧五寸盤を選びました。 駒 お気に入りの駒は沢山有りますが、8年前に七段昇段...
思い出の棋具
36歳になった頃、将棋連盟の販売部で竹風の彫埋駒を購入した。 この駒に一目惚れをし、販売部を通るたびに買おうかどうしようか…ずっと迷って眺め続けていた。 ある時販売の方に、「今ならお出しできますよ」と...
思い出の棋具
私には普段愛用している将棋の駒があります。それは私が女流2級に昇級した時に催されましたお祝いの会で、師匠の山本真也先生からプレゼントしていただいた駒です。 その駒は師匠にとっても愛用の駒で、それは師...
思い出の棋具
詰将棋専用駒 子供の頃、こういう話を聞いた。 芦屋にお金持ちの将棋ファンがいて、毎日のように2、3人が家に集まり楽しんでいた。一度だけ「値段がわからない」とご主人が言うくらい、値の張りそうな盛上げ駒を...
思い出の棋具
桐の駒箱を開けると、蓋の内側に『佳趣』と書いてある。 私が女流棋士デビューしたときに父方の祖母がお祝いとして新品の駒をプレゼントしてくれた。「おめでとう。」と渡してくれたときに、書道が趣味の祖母に...
思い出の棋具
何度将棋盤に関する思い出を振り返っても、頭に浮かんでくるのは一つだけ。 それは父が鋸で木材を切り、自ら地に立てない将棋盤を、自らの足で地に立てるようにした将棋盤――手作り足付将棋盤のことだ。 私は部屋...
思い出の棋具
私の盤駒 駒は小学3年生のとき、近所に住んでいたおじさん(通称じいじ)に買ってもらいました。私が将棋を覚えて間もないころでした。山峯作・錦旗書の彫駒です。柔らかい書体が気に入っています。高級な盛上...