名対局・思い出の一局
佐藤 和俊 七段 がふりかえる思い出の一局
私の田舎は両親の出身地の福島で、子供の頃は母方の実家によく遊びにかえったものだ。絵に書いたような田園風景で、古民家の大きな家が今でも思いおこされる。田舎では伯父、伯母に可愛がってもらい、また従兄弟...
名対局・思い出の一局
佐藤 紳哉 七段 がふりかえる思い出の一局
※2023年10月30日にご寄稿いただきました。 第29期新人王戦トーナメント戦(1997年11月7日) 棋士になって、今年で26年、900局くらい公式戦を戦った。 どの対局も気持ちを込めて指したので、あえて思い出の一局を...
名対局・思い出の一局
木村 一基 九段 がふりかえる思い出の一局
第57期順位戦C級2組(1999年2月9日) 24歳直前で棋士になれたことは嬉しかったが、この先活躍できるかという不安もあった。 正しいかどうかわからないがこの世界は年齢で評価される。実際、長い三段リーグで疲...
名対局・思い出の一局
飯野 健二 八段 がふりかえる思い出の一局
十段戦(1978年4月14日) 『記憶に残る対局』 十段リーグ入りを賭けたトーナメント戦大山名人との決勝戦は、はやる気持ちを押さえながらの対局でした。序盤戦は私の作戦負け、中盤は勝負手が功を奏しての展開から...
名対局・思い出の一局
遠山 雄亮 六段 がふりかえる思い出の一局
第15期銀河戦決勝トーナメント1回戦(2007年7月27日) プロ入りから3年が経とうとしていた夏の日。 初めてタイトルホルダーとの対戦を迎えました。相手は永世名人を取得されたばかりの森内俊之名人(当時)。 銀...
名対局・思い出の一局
片上 大輔 七段 がふりかえる思い出の一局
※2023年9月19日にご寄稿いただきました。 棋聖戦(2004年5月18日) 晴れて四段になってから、もうすぐ20年。東西の将棋会館で、これまで700局近い対局を重ねてきた。中には竜王戦のランキング戦決勝や順位戦の昇...
名対局・思い出の一局
長岡 裕也 六段 がふりかえる思い出の一局
第75期順位戦C級2組(2016年7月7日) 将棋の魅力はなんですか?と聞かれると、「世代を超えて真剣勝負ができる」と答えることが多い。小さい頃には、八王子将棋クラブで8歳対88歳(80歳差!)の対局をしたことを...
名対局・思い出の一局
所司 和晴 七段 がふりかえる思い出の一局
第6回全日本プロトーナメント(1987年7月28日) 第29期王位戦予選(1987年11月16日) 棋士になって2年後ぐらい、1期でC級2組を抜けましたが、その後成績がぱっとしない時期に大山康晴十五世名人と2局対局する機...
名対局・思い出の一局
中村 太地 八段 がふりかえる思い出の一局
第65期順位戦C級2組(2007年1月9日) 棋士デビュー1年目の対局。今ではすっかり居飛車党の私だが、当時は完全な振り飛車党で藤井システムが得意だった。 本局はそんな自分が初めて居飛車にチャレンジしたというこ...
名対局・思い出の一局
戸辺 誠 七段 がふりかえる思い出の一局
第62期順位戦A級(2003年5月30日) 今回は私が奨励会時代に400局超務めた記録係の中から、思い出に残る対局を紹介したいと思います。 2003年の5月30日に指されたA級順位戦1回戦、藤井猛九段ー鈴木大介八段戦。 ...