名対局・思い出の一局
増田 康宏 七段 がふりかえる思い出の一局
この対局は相手の藤井さんが29連勝の記録がかかっていたため、大きな注目を集めた将棋でした。朝将棋会館に行くとメディア、ファンの方が多くいたことを覚えています。対局は前半押していましたが、逆転され負け...
名対局・思い出の一局
深浦 康市 九段 がふりかえる思い出の一局
写真は第48期王位戦第3局のものです 第48期王位戦第7局。平成7年9月25.26日。羽生善治王位。 指そうとした手の先に見落としがあり、しばし呆然とした時間が過ぎた。最終盤での15分ほどの考慮は対戦相手の羽生王...
名対局・思い出の一局
森 雞二 九段 がふりかえる名対局
私が将棋を覚えたのは、16才と遅いのだがその時、棋士の名前と言えば升田幸三しか知らなくて大山康晴十五世名人の名前も知らなかった。もちろん加藤一二三九段の名前も知らなくて加藤九段の名前を知ったのは17才...
名対局・思い出の一局
田中 魁秀 九段 がふりかえる名対局
羽生さんと森内さんの対局で幾多の名局が生まれていますが、第71期名人戦の第3局が印象に残っています。 腰掛銀の将棋で羽生さんの鋭い攻めと森内さんの重厚な受け。 昔の将棋界の事を思うと今の将棋界の発展は嬉...
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桜井 昇 九段 がふりかえる名対局
A級順位戦で加藤一二三八段が勝ち上ってきた。 当時20才の挑戦者として人気が上ってきて、世の中の将棋人気は素晴らしい ものとなってきた。私は三段で加藤さんの強さを思い知らされた。 第1局で、加藤八段が快...
名対局・思い出の一局
淡路 仁茂 九段 がふりかえる名対局
米長棋聖が二連勝と幸先良い出だしであったがタイトルを二回獲得した実力者の 内藤八段が第三局、第四局と連勝して最終局を迎えた。 師匠が亡くなって以後、兄弟子の内藤八段にはひとかたならぬお世話になって い...
名対局・思い出の一局
佐藤 義則 九段 がふりかえる名対局
羽生九段がタイトル100まで、後ひとつになってから足踏みしている。 72期王将戦の挑戦者決定リーグ戦で4連勝しており、この永瀬王座との対局に勝てば挑戦は目の前である。 先手の永瀬王座が優勢かと思われた終盤...
名対局・思い出の一局
佐藤 康光 九段 がふりかえる名対局
今でもはっきりと覚えている局面がある。 1986年。当時はネットも中継もない時代。 高校1年、奨励会二段の私は普段は学校が終わると徒歩5,6分の将棋会館に行き、練習将棋を指したり棋譜を並べ皆で意見を...
名対局・思い出の一局
鈴木 大介 九段 がふりかえる名対局
第34期名人戦第7局 中原名人対大内八段 私の中で名対局といえば、▲71角でも有名な中原―大内戦 名人をほぼ手中に収めていたにも関わらずその手からこぼれ落ちた痛恨の手順前後。 大内師匠からは「指した途端に...
名対局・思い出の一局
井上 慶太 九段 がふりかえる名対局
これまで数多くのタイトル戦に立ち合わせていただいているが、その中で最も印象に残っている対局が2017年12月5日に決着した第30期竜王戦7番勝負第5局、渡辺竜王対羽生挑戦者の一戦である。 多くの報道...