思い出の棋具
私が将棋に興味を持った時から、加古川の囲碁将棋倶楽部で売っていた駒が欲しくなった。当時の金額で1万五千円。中学生には決して安くない代物だったが、お年玉を貯めて買い求めた。そこには作者と書体名が書い...
思い出の棋具
盛上駒は歩月作の水無瀬書。彫埋駒は一平作の巻菱湖書。 いずれもお祝いでファンの方にいただいたもので、棋譜並べには彫埋駒、詰将棋には盛上駒を使うことが多いです。 普段から使っているだけに、水無瀬書と巻...
師匠との思い出
私が、師匠・松田茂役と初めて会ったのは私が十二才・師匠が六十三才ぐらいの時でした。この時の私はアマチュア五段ぐらいあり、奨励会試験のため、師匠となる棋士を探していました。師匠から見れば孫ほどの少年...
師匠との思い出
私が師匠と初めてお会いしたのは、昭和50年の夏でした。 私が将棋の世界に興味を持ち、棋士を目指したいと言うのを父に言えなかった母が、知人の紹介で椎橋金司四段を家に招き、私の希望を諦めさせる為でした。 ...
初心者の頃の思い出
将棋との出会いは、小学一年生の大掃除をしていた時。 片面が囲碁で、片面が将棋になっている木の盤でした。姉に歩回りや山崩しなどの遊びを教わり、その後に本将棋を父から教わったのが始まり。 父が買ってきた...
現会館の思い出やエピソード
私が将棋会館に初めて行ったのは高校生になったころ、アマ初段前後の時期に会館道場に行きました。 その後は奨励会試験を受けるまでに2~3回ぐらいです。 高校2年のとき奨励会を受けることになり、初めて4階の...
師匠との思い出
師匠の有吉先生と始めて会ったのは昭和51年。 生で見たのはその前の年の昭和50年の岡山天満屋将棋祭りだったと思います。 昭和51年の段階ではまだまだ弱く、奨励会入会の話もありませんでした。 おそらく地元の有...
師匠との思い出
師匠の中村修九段に弟子入りしたのは小学6年生、奨励会を受ける前だった。 将棋界は師匠なくしては棋士を目指すことはできない。特に教室に通うでもなく、大会でも実績のない私に師匠をお願いできる棋士はおら...
思い出の棋具
いま愛用している駒は、竹風作の彫り駒で、書体は水無瀬。 原稿の下調べや詰将棋を作るときに使っている。 他の作者の中では、彫り駒師の駒権。書体は錦旗、巻菱湖など。
思い出の棋具
将棋盤 将棋教室を始めて今年の5月で33年が経ちます。 教室指導用の十数面の脚付き盤の中から10年位前に購入した一番新しい国内産の榧五寸盤を選びました。 駒 お気に入りの駒は沢山有りますが、8年前に七段昇段...