名対局・思い出の一局
桜井 昇 九段 がふりかえる名対局
A級順位戦で加藤一二三八段が勝ち上ってきた。 当時20才の挑戦者として人気が上ってきて、世の中の将棋人気は素晴らしい ものとなってきた。私は三段で加藤さんの強さを思い知らされた。 第1局で、加藤八段が快...
師匠との思い出
師匠板谷進九段とのおもいで 将棋界に入って半世紀になります。将棋連盟創設100年なのでちょうど半分をこの世界でお世話になったことになります。多くの歴史を作られた先輩棋士との対局、そして同年代の切磋...
師匠との思い出
「師の弟子も師も同然」 最初に師弟関係について意識したのは(故)平野広吉六段がご主催の土曜教室での事だと思うが、畏友たる岡崎洋七段と知己を得た後にその師匠だからという流れで小学校3年生頃に入会した...
師匠との思い出
師匠――中村修九段(当時八段)と初めて出会ったのは、私が小学五年生のときだった。 何月何日とかまでは流石に覚えていないが、青森県で行われた将棋祭りの棋士指導対局のイベントで、中村修九段と出会ったこと...
思い出の棋具
何度将棋盤に関する思い出を振り返っても、頭に浮かんでくるのは一つだけ。 それは父が鋸で木材を切り、自ら地に立てない将棋盤を、自らの足で地に立てるようにした将棋盤――手作り足付将棋盤のことだ。 私は部屋...
名対局・思い出の一局
淡路 仁茂 九段 がふりかえる名対局
米長棋聖が二連勝と幸先良い出だしであったがタイトルを二回獲得した実力者の 内藤八段が第三局、第四局と連勝して最終局を迎えた。 師匠が亡くなって以後、兄弟子の内藤八段にはひとかたならぬお世話になって い...
思い出の棋具
私の盤駒 駒は小学3年生のとき、近所に住んでいたおじさん(通称じいじ)に買ってもらいました。私が将棋を覚えて間もないころでした。山峯作・錦旗書の彫駒です。柔らかい書体が気に入っています。高級な盛上...
思い出の棋具
1番長い付き合いの駒は、小学5年生のときから。東京・将棋会館の売店で販売していた、彫り駒です。何種類かあった書体の中から好きなものを選んでと言われたのだけれど、正直、違いがよくわからなかった記憶があ...
思い出の棋具
今から7年前、将棋世界に載っていた児玉龍兒さんの駒の記事を読んで、当時八重洲ブックセンターで開催されていた個展に足を運んでみました。ちょうどその頃、将棋会館で開かれていた子供将棋スクールで初段昇段...
思い出の棋具
棋士になって数ヶ月後に購入した駒です。将棋連盟の販売部での購入ですが、通常とは少し違う経緯でした。当時、連盟販売部の職員の方が私の師匠、松田茂役と縁がありました。弟子の私がプロになったことをうけ、...