初心者の頃の思い出
「4歳で将棋を覚えました」と言うと、「そんなに小さなころから?!」とよく驚かれます。これは両親から聞いたもので、自分自身では知らないうちに将棋を指していた感覚です。 家の環境が大きかったのかもしれま...
師匠との思い出
師匠の佐瀬勇次名誉九段は弟子が多く、私は晩年の弟子で思い出はそう多くはない。面白いエピソードは沢山あれど、何を書いても兄弟子達と被るようで困ってしまう。 何しろ大所帯なので、一門の集まりは声を掛け...
師匠との思い出
中学生になり、奨励会入りを意識し始めた遠山少年には難題が待ち受けていました。 それは師匠がいない、ということ。奨励会を受験するためには師匠につく必要があるのです。 研修会に所属していた私は、同学年で...
初心者の頃の思い出
子供将棋教室に通ってしばらく経ち、ようやく少しは指せるようになってきたかなという頃、大阪市内に将棋連盟がやっている道場があるから行ってみないかとお声掛けを頂いた。将棋連盟にオフィシャルで級を認定し...
現会館の思い出やエピソード
初めて行った道場は将棋連盟だった。 小学1年生。父と電車で向かう。 家から連盟まで片道2時間ほど。決して近くはない。 当時は遠いなぁと思っただけだったが今思うと平日働いていた父が休みの日曜に連れていくの...
思い出の棋具
私が将棋に興味を持った時から、加古川の囲碁将棋倶楽部で売っていた駒が欲しくなった。当時の金額で1万五千円。中学生には決して安くない代物だったが、お年玉を貯めて買い求めた。そこには作者と書体名が書い...
思い出の棋具
盛上駒は歩月作の水無瀬書。彫埋駒は一平作の巻菱湖書。 いずれもお祝いでファンの方にいただいたもので、棋譜並べには彫埋駒、詰将棋には盛上駒を使うことが多いです。 普段から使っているだけに、水無瀬書と巻...
師匠との思い出
私が、師匠・松田茂役と初めて会ったのは私が十二才・師匠が六十三才ぐらいの時でした。この時の私はアマチュア五段ぐらいあり、奨励会試験のため、師匠となる棋士を探していました。師匠から見れば孫ほどの少年...
師匠との思い出
私が師匠と初めてお会いしたのは、昭和50年の夏でした。 私が将棋の世界に興味を持ち、棋士を目指したいと言うのを父に言えなかった母が、知人の紹介で椎橋金司四段を家に招き、私の希望を諦めさせる為でした。 ...
初心者の頃の思い出
将棋との出会いは、小学一年生の大掃除をしていた時。 片面が囲碁で、片面が将棋になっている木の盤でした。姉に歩回りや山崩しなどの遊びを教わり、その後に本将棋を父から教わったのが始まり。 父が買ってきた...