名対局・思い出の一局
渡辺 和史 七段 がふりかえる思い出の一局
第80期順位戦C級2組(2022年3月10日) この一局に勝てばC級1組昇級・五段昇段という状況で迎えた本局。自力で迎える対局がかなり久々だったこともあり、それなりに緊張していたと記憶している。 内容はいま見返し...
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長谷部 浩平 五段 がふりかえる思い出の一局
第60期王位戦予選(2019年1月24日) 地獄から天国へのエレベーターに乗っているかのようだった。 一年前まで奨励会員であった私にとっては、この一局に勝てば紅白リーグ入りになるという現実についていくことがで...
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伊藤 真吾 六段 がふりかえる思い出の一局
第24期竜王戦竜王戦6組昇級者決定戦(2011年10月26日) 大野八一雄戦の将棋は、お互いに竜王戦5組昇級を賭けた大一番だった。東京将棋会館の片隅でそれはいつも通りに始まった。 そして三段リーグにおいて次点2回...
名対局・思い出の一局
島 朗 九段 がふりかえる思い出の一局
棋士になって順位戦C級2組の四年目を迎えた年度、今期昇級できないと自分の将来は終わりだと思い詰めていた、21歳の頃。 8連勝で昇級の一局を迎えたのは1985年の2月21日、飯田弘之四段戦だった。前日緊張から一睡...
名対局・思い出の一局
屋敷 伸之 九段 がふりかえる思い出の一局
記憶に残る対局はたくさん指してきましたが、最近ですと 「2011年3月11日、第69期順位戦B級1組、松尾歩七段(当時)戦」です。 この対局は勝ったほうがA級昇級を決めるという、大事な一戦でしたので忘れられない...
名対局・思い出の一局
高橋 道雄 九段 がふりかえる思い出の一局
棋士生活も40年を超えると、印象深い対局も多くあって、選ぶのに迷う。 この場では、その中でも特に思い入れのある一局である昭和58年5月9日、 第24期王位リーグの対大山康晴15世名人戦を挙げたい。 本局はこの後...
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神谷 広志 八段 がふりかえる思い出の一局
1994年4月18日 第7期竜王戦出場者決定戦1組 谷川さんは皆さんご存知の通り幼いころから天才の名をほしいままにして私より一歳年下にもかかわらず私が将棋を覚えたころには奨励会に在籍し私が奨励会に入った頃には...
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深浦 康市 九段 がふりかえる思い出の一局
第48期王位戦第7局。平成7年9月25.26日。羽生善治王位。 「指そうとした手の先に見落としがあり、しばし呆然とした時間が過ぎた。最終盤での15分ほどの考慮は対戦相手の羽生王位に自信と余裕を与えたに違いない。...
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西村 一義 九段 がふりかえる思い出の一局
昭和四十四年四月九・十日に第二十八期名人戦第一局が、大山康晴名人対有吉道夫八段(当時)の間で行われました。この対局は今後再び見られないかもしれない珍しい対局でした。名人戦という檜舞台で師弟が対戦す...
名対局・思い出の一局
久保 利明 九段 がふりかえる思い出の一局
昭和37年9月3日 第1期十段戦挑戦者決定リーグ 大山名人対大野九段戦 この対局はあまり皆様には馴染みはないかもしれないが、私が憧れた棋士大野源一九段の著者「大野の振り飛車」の第一局目に掲載されています。 ...