名対局・思い出の一局
門倉 啓太 六段 がふりかえる思い出の一局
第75期順位戦C級2組(2017年3月2日) 勝てば昇級。順位戦では常に下を見る勝負を続けていた私にとって、それはまさに千載一遇のチャンスでした。相手の佐藤紳七段は私が小学生のときに通っていた教室の先生で、棋...
名対局・思い出の一局
佐藤 秀司 八段 がふりかえる思い出の一局
第50期王座戦二次予選(2002年2月8日) 「分かってるな」 夕食休憩時間。注文した出前の食事を済ませた私は盤前で一人苦吟していた。というよりはハッキリ悪くなった局面をどう格好を付ければいいのか分からない...
名対局・思い出の一局
小林 宏 七段 がふりかえる思い出の一局
第58期順位戦C級1組(2000年1月11日) 中田宏樹七段(当時)とは、奨励会時代からの研究会仲間だった。 研究会は4~6人で私の自宅から始まって彼の自宅に移り、お互い50代になるまで30数年継続した。 将棋以外で...
名対局・思い出の一局
三枚堂 達也 七段 がふりかえる思い出の一局
第28期竜王戦6組ランキング戦(2015年3月12日) この将棋は私の師匠である内藤國雄九段の現役最終局の隣での対局であった。これはおそらく将棋連盟の粋な計らいであったと思うが、この時までに棋士になっていて本...
名対局・思い出の一局
田中 悠一 六段 がふりかえる思い出の一局
第22期銀河戦決勝トーナメント(2014年6月25日) 第22期銀河戦は予選ブロックで勝ち星が集まり初めて決勝トーナメントに進出することができた。 その初戦が豊島七段戦で私の先手中飛車に豊島さんの居飛車という対...
名対局・思い出の一局
先崎 学 九段 がふりかえる思い出の一局
第14期竜王戦2組昇級者決定戦(2001年3月26日) 私が31歳の時の竜王戦です。いわゆる指し盛りのころで、将棋というゲームは最後は自分が勝つものだと、今にして思えば恥ずかしながら本気で思っていたころの一局で...
名対局・思い出の一局
中村 修 九段 がふりかえる思い出の一局
第76期順位戦B級2組(2017年11月15日) 「やってしまった、プロとして恥ずかしい。」8年前、青野九段との順位戦で初めて二歩を打つ。自分の棋歴に反則負けは付かないと思っていただけに、かなり落ち込みました。...
名対局・思い出の一局
阿部 光瑠 七段 がふりかえる思い出の一局
私の棋士人生は、今年で13年目に突入した。 その中で印象に残る棋譜は沢山あるが、一番脳裏に焼き付いているのは第2回将棋電王戦で指した将棋だ。 私にとって、その対局は10年ぐらい前の将棋になる。この対局を思...
名対局・思い出の一局
飯塚 祐紀 八段 がふりかえる思い出の一局
第61期棋聖戦一次予選(1992年4月3日) 棋士になり31年が過ぎました。それぞれの対局に思い入れがあるのですが、この一局ということであればデビュー戦である1992年4月3日の棋聖戦、剣持松二八段(当時)戦を挙げ...
名対局・思い出の一局
真田 圭一 八段 がふりかえる思い出の一局
第10期竜王戦挑戦者決定戦第3局(1997年9月22日) 思い出の一局、と言えば25才の時に竜王戦の挑戦者となり、七番勝負の第1局で指した▲4一金という筋悪の手が実は好手だったことで、今でもファンの方に話していた...